/// BE/BH D型ガソリン臭修理 ///
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リコールでもサービスキャンペーンでもありませんが,2010年1月にようやくスバルは非を認めました。
日本自動車整備振興会のFAINESに,技術情報(新型車の解説、点検整備方式、点検整備のポイント等)が出ています。
「レガシィのインテークマニホールド裏の燃料ホース取り付け部の点検と保証期間延長のご案内(2010/01(No.474)」
対象車はBE5D/BH5D ターボ車です。
生産年月: 2000年12月〜2003年3月
車体番号: BE5-100001〜128236,BH5-180001〜247800
無償修理期間が5年または10万km --> 10年以内(距離無制限)に変更になっています。
( ‥) ン? 無償修理期間・・・これまでいったい何人の人が有償修理だったことでしょう。
10年以内なので来年から保証切れが発生しますので,該当車で冬場のエンジン始動時にガソリン臭が気になる人はお早めに・・・
BE/BH D型年改以降,毎年冬になると暖機中にガソリン臭がすると話題になっていました。
2001年冬頃からなので,かれこれ5年以上になりますね。
これまではその話題を目にする度に,今年もガソリン臭の季節かと思ってましたが,とうとうやってきました。
06年12月中旬頃,通勤帰りに突然目が痛くなるほどのガソリン臭がしました。
走り出した直後,エアコンから冷たい風が出るのがイヤで止めてたファンを動かした瞬間です。
ほどなくガソリン臭が収まったので,先行車の排ガスかな?とその時は思いましたが,翌朝からほぼ毎朝暖機中にガソリン臭が・・・
(・・。)ん? これはもしかして・・・
4年半56,000kmでの発病です(-_-;)
忙しくてすぐにディーラに行けなかったですが,年明けて先日ディーラに持って行ったところ,即答で直しますとのこと。
インマニ下の燃料系統(右バンクインジェクタへのラインか?)からガソリンが滲み出ることがあるそうです。
冬場は滲み出たガソリンが蒸発拡散しにくいため,臭気がエンジンルームにこもり,暖機中にエアコンをフレッシュで運転すると室内に入ってくるそうです。
すぐに直すとのことなので,パーツ入荷と代車の都合で2週間ほど我慢して補修して貰いました。
インマニを外してパーツ交換になるので作業は丸一日かかります。
D型だけに発生するのは,該当すると思われるパーツがD型で変更になったからかもしれませんが,そのパーツは途中で互換品番が出ています。
D型最終での発生を聞いたことありませんが,D型前期と後期は要注意です。
リコールにもサービスキャンペーンにもなっていないので爆発炎上する可能性は低いのかもしれませんが,万が一ってこともあります。
BE/BH-D型もそろそろ保証が切れる時期なので,暖機中のガソリン臭が気になる人はお早めに。
パーツは安いですが,作業が大変なので工賃込みで3万を超えるようです。
症状は,
寒い日の暖機中,エアコンをフレッシュで運転すると車内がガソリン臭くなる。
ヒータが効くまでの間,走行中に車内がガソリン臭くなる。
エンジンが暖まると気にならない。
夏場は気がつかない。
といった感じです。
修理後は全く臭わなくなりました。
納車4年半56,000kmでNEXSTEPにも入っており,ディーラとも仲良くしているため何事もなく無償修理でしたが,100%無償修理とは限りません。
チェロを引き合いに出しても意味ありませんので,修理費に関するトラブルは自己解決下さい。
オルタ等を外してホースバンド4箇所を増し締めすることでも止めることが出来るようですが,DIYの場合は自己責任で。
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